2012年1月18日水曜日

レスポンス①

このブログでは読者からの質問を随時受け付けているのですが、ここのところ幾つか質問を貰っていたのでここらで一斉に回答しようと思います。

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1、ユーロがどんどん値を下げてますが、どうしてこうなったのでしょうか?
ユーロ低迷はある種当然の帰結です。要するに経済規模の違い過ぎる国同士で統一通貨を作るとこうなるということです。もしもこの先,ドイツがユーロ脱退なんてことになったら最早,ユーロは壊滅するでしょう。もしもイギリスがユーロに参加したら...という意見もあるんですが、そもそもイギリス自体,今の情勢が良好とは言えない状態ですし、火中の栗を拾うようなことは常識的に考えるとやっぱりないんじゃないかな?というのが僕の意見です。勿論これがヨーロッパ連合そのものの破たんに直結するかと言えばそうではないでしょうし、今後も加盟国は増えるのでしょうが、EUが今,その方向性を巡って大きな岐路に立たされているのは事実です。


2、アメリカはデフォルトしますか?
恐らくすると思います。昨年8月,アメリカは「更に借金をすること」を決めた上でデフォルトを回避したのですが、そもそもこれは最早,返しようがありません。アメリカは日本以上に産業の空洞化が進んでいる上、かつて栄華を誇っていた車産業も軒並み衰退...。することと言えばカネ貸しと生損保であり、しかもその分野さえ今は伸び悩んでいます。あとはお得意の戦争&麻薬ビジネスですが、ドル防衛を賭けて行った9.11やそれに続くイラク侵略の失敗もあり、最早,戦争をする余力すら残っていないのが現状です。


3、日本は今後,どうしていくべきだと思いますか?
それを考えるのが憂国志士会の一番の目的であり、僕が大学院まで行って勉強しているのはその答えを探すためなのです。このままではいけない...という思いは恐らく多くの人が共有しているものだと思いますし、こういう時だからこそ急進的ないし狂信的な団体・人物が支持を獲得するのでしょう。しかし、 この記事でも言ったことなのですが、今必要なのはラジカルな変革よりも確実に正しい方向へ舵を切りなおすことなんです。だから右とか左とか下らないイデオロギーで対立している場合じゃないんですよ


4、いわゆる人工地震説についてどう思いますか?
何を指しての質問かはよく分からないのですが、実は前々からこの手の質問多かったのです。その度に僕はまず人工地震というものが空想上の代物ではないということ,そして恐らく第二次大戦中にアメリカが使っているということの2点をまず指摘してるのですが...そうですね。第二次大戦中にアメリカが開発したとされる地震兵器と、それが日本に対してつかわれていた可能性が高いことの2点をまずはここで説明したいと思います。


・1945年1月9日の読売新聞(時すでに遅くもアメリカの作戦を傍受していた模様)

~プロジェクトシール~
2005年にアメリカ政府が公開した当時の機密文書に「地震を使った対日心理戦争計画」(通称:プロジェクト・シール)というものがあります。これは1945年にCIAの前身であるアメリカ戦略事務局OSSによってまとめられた報告書であり、アメリカ軍による人工地震の研究やニュージーランド沖で行っていたという実験についてまとめられています。

そして実際にこの時期,日本では昭和東南海地震という津波を伴う地震が発生し、1000人を超える死者・行方不明者を出しています。また当時,その被災地である中部地方沿岸部には中島飛行機などの工場が集まっており、ここも甚大な被害を受けて軍の増産計画破綻の一因を作ることとなりました。その後,米軍は「地震の次は何をお見舞いしましょうか?」というビラまでばら撒いています。そしてその後,大空襲が始まり、夏には広島・長崎に原爆が落とされました。勿論,偶然地震が起こってそれをアメリカの仕業だと思わせて日本をパニックに陥れる作戦だったという説もありますが、何にせよ人工地震〔兵器〕が少なくとも空想・ファンタジーの産物ではないというのは確実です。(だいたい海底での資源調査なんぞに人工地震を用いるのは常識なんですよw)

あと例えば3.11が人工地震によるものか...というお話や、その犯人がアメリカではないのか?ということですが、個人的には全くあり得ない話ではないと思いますし、その可能性は低くはないと考えています。先述したとおり人工地震というものはそもそも、海底で大きな爆発を以てプレートの変動を促すことにより(※その他,地震は核融合により発生するという学説も実はあります)引き起こされるのですが、大きな爆発を引き起こすためにはやはり核兵器が有効です。それを海底で使用した場合,勿論海水や海底の土砂が放射能汚染されてしまいます。実際,海水汚染がそこまで進んでいないにも関わらず、なぜか海底の土砂が汚染されていたという話もありますし、たとえば陸前高田の松が汚染されていたというのも引っ掛かります。

これらの反論として持ち出されるのが福島原発の事故なのですが、いわゆる福島原発のメルトダウンについては十中八九ウソです。そもそも、もし本当にメルトダウンなんてしていて、しかもその汚染レベルがヒロシマを超えるようなものだったとすれば、それだけで死者が2~3ケタは出ていてもおかしくないでしょうし、増してや一時帰宅なんてできません。要するにあれは核兵器による海洋汚染を隠すための一種のアリバイ工作だった可能性が高いのです。
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この他にもたくさんの質問が来ており、まだまだお答えしたいものもあるのですが、記事にしてみると意外に長くなってしまったので、残りは次回に回したいと思います。(次回と言っても1ヶ月も先とかじゃなくて近日中に投稿する予定なのでw)今日はもう1回くらい更新する予定なので皆さんまた後ほど会いましょう,しばしの間失礼します!

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