2012年2月11日土曜日

憂国志士会設立1周年

本日建国記念日は、我が憂国志士会の設立1周年の記念日でもあるのです。会員はまだ数十人に留まってますが今後はもっと参加者を増やし、そのうちメンバーを集めての勉強会や意見交換,ついでに飲み会でも開催できればな...と思う今日この頃です。まぁ行く行くはうちから国会議員や地方議員を輩出するようにしたいのですが、とかく今は「準備」の時期,皆さんで勉強していきましょう!

僕は志士会を右翼団体にする気もありませんし、左翼団体にする気もありません。寧ろそういうイデオロギーをぶっ壊してただ単純に「日本の明日を考える」のが目的なのであり、今ある課題を解決するためにどうすればいいのか?を考えるのが大切なのです。右翼と左翼の薩長連合というと少し語弊があるかもしれませんが、課せられた問題の解決のために、必要があれば相手が誰であれ連携する必要はあると僕は考えています。

とかく必要なことは何か?それを考えるのが第一です。外交においては国益を守ることが何よりも大切です。しかし日本だけが幸福になってもそれは意味のないことなので「国際協力」には一層力を入れる必要があり、とりわけアジアにおいては日本がその連携のイニシアチブを執るべきであると僕は思ってます。アメリカとは今後も友好国として接して行くつもりですが、基地問題やTPPなどの不当な要求は突っぱねるべきですし、もしもまた無意味な侵略戦争をあの国がするようなことがあれば毅然と反対し、一切の協力は致しません。そして日本は日本人だけで守るので、沖縄を含めた国内の米軍基地は原則すべて撤去して貰います。(グアム移設のカネも一切払いません。)

国内政策において急務なのは景気・雇用対策です。そもそも事実として消費税を上げて税収が高くなったためしはありません。ただでさえ内需が冷え込んでいる今,もしも増税なんて話になれば一層,国民の購買意欲は下がりますし、そうすると企業の収入も減ることとなり、結果として更なるデフレを招きかねません。中川(昭一)先生が生前仰っていたように、デフレスパイラルからの脱出は急務です。その意味でも政府は基本的には積極的に財政出動を進めるべきなんです。こういうと「バラマキだ」とよく言われてしまうのですが、これは飛んだ印象操作です。カネは使わなきゃ回らないんです。カネが回らないとそこは「衰退」するんです。勿論,これは適正にお金を使った場合のことであって、どんどん無駄遣いをしろというワケではありません。要するに使うべきところを見極めてどんどん使えと言いたいワケであります。

そして雇用対策については、まず第一に新卒一括採用システムの見直しが急務です。加えて失業者に対するセーフティーネットの拡充も求められるでしょう。そして、そうした時重要になるのが実は労働組合なんです。実際ここが機能していないのが日本の労働者にとっての悲劇でもあるんですよ。労使間の軋轢(あつれき)を解消する手段は団体交渉しか現実的にはあり得ないのですが、現状としてこれが機能しない。しかも非正規社員は会社の労組に入ることすらできないことが多い...これが事実なんです。加えて労働組合はしばしば左翼的イデオロギーが強くなりがちで、実際何の団体なのか分からなくなっているところも少なくありません。そしてそうした状況が労働者の「労働組合離れ」に繋がっている,という側面も少なからずあるんですよ。つまり労組を取り巻く環境に加え、実際には労働組合そのものの自己変革が多かれ少なかれ求められるところではあるのです。

~おわりに~
今年は恐らく衆院選があると思うのですが、今回の選挙戦は恐らく政界再編に直結します。前にも言ったようにこういう一種の閉塞感に満ちた時期には右であれ左であれ、極端な論調や急進的な団体・人物が支持を得がちになるため希望的な観測ばかりも出来ないのですが、逆に言えばこれはチャンスでもあるんです。この時期を経ることで日本の民主主義が高次的なものに成長できるか、それとも滅びるか...今はその瀬戸際だと思うんです。だからこそ勉強することが大切なんです。事実を多くの人に拡散することが必要なんです。そう思って僕はここを作ったのです。そういうワケなので、皆さんどうぞお気軽にご参加ください。少しでも気になった方はこちら(t.senichi@gmail.com)にメールを下さい。入会はいつでも大歓迎です^^

それでは今日はこの辺で失礼します,ジベリ!

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