アベノミクス特区の全貌は未だ明らかになってませんが、もしもその中に自由診療を設けることが議論されれば要注意ですし、そもそもTPPには参加すべきではありません。「交渉で国益を守る」なんて言葉に騙されてはいけませんよ。事実安倍政権は交渉参加にあたって譲歩しかしていません。試合が始まる前からガードを解くなど愚の骨頂です。そんな姿勢で何が勝ち取れるというのでしょう?先述の記事を今村さんは、「農業団体が自分たちの既得権益を守るためにTPPに反対していると矮小化して報道しているのと同じように、日本医師会は自分たちの既得権益を守ろうとしているだけという論調で報じられてしまう」とした上でこう締めくくっています。
しかし、私たちが訴えているのは、混合診療を全面解禁して医を算術にしてはいけない、命を金に換算してはいけない、日本の國體は守らなければいけない、ということなのです。
国民皆保険制度は相互扶助の精神に基づく我が国の誇るべき制度の一つなのです。TPPが破壊しうるのは金銭的なものだけではないということを今一度我々は認識する必要があります。農業にしてもそうなのです。食の安全保障や地方都市の経済という観点は勿論あって然るべきなのですが、それと同等ないしそれ以上に日本の伝統という視点を忘れてはいけないのです。TPPで破壊されるのは日本の心であり魂なのです。ゆえにTPPを推進するのは売国行為に他なりません。それをもう一度皆さんに分かって貰いたく、この記事を書きました。それでは本日はこの辺で失礼します,ジベリ!
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