2014年10月5日日曜日

唄うたいのギフト@京都SOLE CAFE

・ソロ活動中の小田和奏さん

今日は先日言っていたように元ノーリグの小田和奏さんのライブを観に行ってきました。ノーリグはもともと去年の解散ライブに偶然行ったことをきっかけに好きになったバンドなのですが、小田さんを見るのはそれ以来のこと。ソロになってからの曲はまだあまり聴いていない...という状況のもとのライブ参加となったのですが、やっぱり今回のライブも最高でした!(ちなみにinstagramの投稿から察するに小田さんは京都に来てまず新福菜館に向かったようですw)

・SOLE CAFEは普通にカフェとしてもいいお店だと思います。

それからタイトルにもあるように、今回のライブ会場は、SOLE CAFEという京都は北大路付近にある小ぢんまりとしたカフェ。キャパも30人前後という本当にアットホームな雰囲気のライブだったのです。

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今回のライブにはもう一人演者がいました。それがUNCHAINというバンドのギタリストである佐藤将文さんなのです。白菜とかヒラメとカレイとか、タイトルがどう考えてもおかしい曲の連続だったのですが、曲自体はホントに良いのです。(作風はちょと山崎まさよしさんに近いのかな?あの人も初期は食べ物の曲多かったしw)ギターは勿論、声も歌に映える感じで、しかもMCも上手いのですから、仮に僕がバンドのボーカルだったら正直居た堪れない気持ちになるんだろうなと思うほどでした。



それから印象的だったのがCoccoさんの「Raining」という曲のカバーをやっていたこと。何でも田舎(京都の京丹後市)からお父さんのトラックで京都市内に引っ越してくるときに聴いていた曲だそうなのですが、これが佐藤さんの声と映えるんですよね。最近はカバーがちょっとしたブームになってて、正直何の個性もないただ歌の上手い人が人の曲を歌ってるみたいな音源が商品として出回ってたりするのですが、それただのカラオケだろと言いたいワケですよ。カバーってのはその人の個性とか解釈がそこに加わって、新しい作品として仕上がっているものを言うのであって、上手く歌えばいいとかそういうんじゃないんですよ。(※誰か特定の人のことを批判しているのではありませんので悪しからずw)

・ラム酒とサンドウィッチ(開演前に注文)

ともあれ佐藤さんのコーナーは終わり、いよいよ小田さんの登場。ハコ自体が小さい場所なんで、後ろの方でもホントに数メートル先に演者が居るんですよね。なんか去年6月のライブ以来、ちょっと僕の中ではスターみたいな人の一人なので、もう嬉しいやら何やらでしたよ・・・。ちなみにセットリストはこんな感じだった模様。

1、チヨコレイト 
2、木洩れ日
3、ミライノオト
4、TRAIN-TRAIN(ブルーハーツ)
5、ハシル
6、くだらないの中に
7、ねむらない夜
8、あまのじゃく
9、数十年後のラブソング

あとで物販で買うことになったシングルにも入っていた「あまのじゃく」が特に気に入ったのと、あとはブルーハーツのカバーの「TRAIN-TRAIN」でちょっと合唱みたいになったのが楽しかったですね。(ちなみにMCでは佐藤さんをイジってたり、僕の地元である松山の長七郎という居酒屋が出てきたりしましたw)



そしてここからはアンコールタイム。アンコールの最初の曲は、佐藤さんと2人での演奏で、なぜか曲はレキシの「狩りから稲作へ」。あの縄文土器と弥生土器のどっちが好きかみたいなキテレツな曲ですw)ちゃんとラップの部分もやってて、あと歌詞もちょっと変えたりしてて面白かったですけどね。まぁ何でそのチョイスなのかという疑問はありますが、ともあれいよいよ次の「真夜中の交差点」でライブは終了。今回は弾き語りということで、ノーリグの頃のあのUKロックを彷彿とさせるアグレッシブさはありませんでしたが、もともとバラードとかゆったりした曲にも映える声の人なんで、これはこれで楽しかったですし、何より癒されましたね。

・CDと缶バッジ

それから帰りに物販を見ていると、そこに現れたのはなんと小田さん!!!商品を見つつ、ちょっと話なんかも出来てなんか感動しちゃいましたよ。まぁ話したのはノーリグを解散ライブで知って好きになったこととか、MCに出てきた松山が僕の地元だということとかで、最後に「ライブ楽しかったです」なんて言って握手して貰って帰ってきました。こないだの後藤まりこさんといい、音速の藤井さんといい、小田さんといい、あとガガガの前田さんあたりもそんな印象なんですけど、オーラがあるのに話しやすいみたいな。そういう人ってやっぱり凄いですよね。

・あ、ちなみにライブ会場はこんな感じでした。(開演前)

それにしても、銀魂のエンディングで知ったゴーストノートのライブに行きたいと思って行ったライブでノーリグに出会えて、そして今回はUNCHAINというバンドと出会えて...みたいな「出会いの連鎖」。改めてこういうのって幸せだなって思います。しかも、それぞれの曲とかアーティストの関係で人と出会うこともありますからね。ライブって非日常な空間であると同時に多分、最高の出会いの場なんですよね。今日はそんなことをしみじみと感じる1日でした。明日も1日休みではあるのですが、まぁ家のこととかやりつつノンビリと過ごす事になると思われます。それでは本日はこの辺で失礼致します,ジベリ!

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