2015年8月8日土曜日

ふしみ瓦版:伏見万灯流し~鳥羽伏見の戦い148年目の祈り~

・蓬莱橋と灯籠

・寺田屋浜付近から灯籠は流される

今日はバイトを残業なしで切り上げて、桃山で開催していた伏見万灯流しを観に行ってきました。このイベントが始まったのは2004年。サブタイトルからも分かるように、もともとは1868年の1月27~30日の3日間にかけて続いた戦いで、この戦争で伏見の街は広範囲で焼けました。大東亜戦争の被害が殆どなかった伏見にとって「先の大戦」と言えばまさにこの戦いなのですね。

・神主さんのお祓いのあと、灯籠は流される

2004年から始まったというこのイベント、そもそもはその戦没者の慰霊を1つの目的とするものだったのですが、来ている人の感じから言うと、その側面よりも先祖供養や家内安全を願って行われているものという色合いの方が強いような印象です。

・宇治川派流を流れる灯籠

イベント自体のスタートは18時半。まずはどこかの神主さんらしき人が祭壇でお祓いの儀式のようなことをして、それから灯籠が流され始めます。開始時刻はまだ明るかった空が19時を越えたあたりから少しずつ暗くなり始め、その中を灯篭は流れていきます。

・酒蔵の傍を流れていく灯籠

派流自体があまり流れの強くないところなので、灯籠は半ば手動で流されています。1つ前の写真では水の中に人が居るのが分かると思うのですが、あれはスタッフさんなのですね。彼らのアシストにより灯籠は丁度こないだ弁天祭のあった長建寺のあたりまで流れていきます。

・これは月桂冠のやつ

ちなみに灯籠は1つ千円で誰でも奉納することが出来ます。基本的には○○家みたいな感じのものが大多数なのですが、ちょっとした宣伝という意味合いもあるのか、見知った酒造会社や飲食店の名前もチラホラ見えました。連載スタートを発表しながら未だ第一話すら書けていない僕の小説ですが、おそらく来年のこの頃にはかなり話が進んでいるハズなので、そのときは副島正の名前で奉納してもいいかもしれませんw


・ライトアップは絶賛開催中

ちなみに今、伏見の酒蔵街では灯篭ライトアップなるものも開催されています。これは今月16日までやっていますので、是非とも呑みに来たついでにでも見て帰ってください。これは毎年見てるんですけど、なかなか幻想的でいいですよ^^

だし巻き卵は520円也

ちなみに夕食は鳥せいにて。毎年恒例の「夏のたれ口」(一杯500円、因みに)も頂いてきましたよ。来週火曜には神戸新聞社の筆記試験が控えていたりで色々と忙しいのですが、五条の陶器まつり&六道参りにも行きたかったりするので、勉強もしつつ夕方にはそっちにも顔を出したいなと思ってたり...。そんなところですが、本日はこれにて失礼致します,ジベリ。

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