2017年4月8日土曜日

泉谷乱入!てあれ、台本通りなんだぜ

・本日のラインナップ

ってなワケでライブレポをお送りします。今年で2回目の開催となるOYZ NO YAON! まだ4月なのにフェスですよ、フェス。ついでに桜も見えますしサイコーじゃないですか!


そういえば今年はまたマスコロも開催されるようですし、おそらくまたカンラバもあるでしょうから野音に通うことも多くなりそうですね。東の野音が日比谷なら西は大阪城ですよ。一応京都にも円山野音なるものがあったりするのですが、こっちはフォークの聖地っていう感じであまりロックフェスとは縁が無いのが実情ですからねw

・フェス弁当

あ、ちなみに先週の花見に引き続き、今週も弁当持参でした。まぁ今週のはおつまみ弁当プラスおにぎりみたいな気楽なもんなんですけどねw 

・とりあえず到着

天候と普段の疲れからか出発はやや遅れたものの開始から1時間後の14時くらいには会場に到着。写真のとおり天気は生憎だったのですが、フェスのほかに植木まつりも開催されていたようで、大阪城公園は大いに賑わっていました。

・いざ会場内へ!

フラカンの姿はやはり無し。到着時は既に前座のガリガリガリクソンとうつみようこバンドの出番が終わったあとのことでした。ということで僕が見た1組目はガガガSPの後輩バンドでもある四星球(スーシンチュー)



ここはいわゆるコミックバンドなのですが、コミックバンドを侮るなかれ。かのドリフターズも演奏力には定評がありましたからね。(いかりや長介さんのベースを見よ!)サーカスにおけるピエロが実際には実力者なのと同じ原理でしょうか。勿論このバンドも例外ではありません。話には聞いていたのですがその実力は想像以上でした。


笑いを取る部分ではキッチリ大爆笑を掻っ攫い、そしてキメるところではキメる。ハイライトはやはり深夜高速でしょうか。今日はこの曲は聴けないのだろうとガッカリしていた来場者も少なくはなかったはず。ま、前座のガリガリガリクソンがとんでもない形でこの曲を歌い上げたようではあるのですがw
ともあれ四星球の深夜高速は響きましたよ。猿色の全身タイツなのに、さっきまでフリップ芸でふざけてたのに、ここだけ切り取ったらただただカッコイイじゃないですか。なんなんだこのバンドは・・・。最後は豪華客船ドロ船号という曲で終了。この曲もまた良いんですよね。ちょっとバカバカしいけど聴いててウルっとくるような要素もあって...「50になっても」なんて言わず、60になっても80になってもバカやっててほしい、そんなバンドです。



大盛況のうちに演奏を終えた四星球に次いで登場したのは真心ブラザーズ。YO-KINGさんはかつて銀魂の主題歌も歌ってましたね。そういう意味で馴染みのないところではないのですが、知っている曲といえば拝啓ジョン・レノンくらいのもの。果たしてどんな曲を聴かせてくれるのか...



演奏は「BABY BABY BABY」で楽しくスタート。およそ20年前にリリースされた曲だというのに今聴いても古さを感じさせず、しかも気が付いたら口ずさみたくなってるようなそんな曲ですね。印象的だったのは3曲目の「橋の上で」という曲。作ったのは桜井さんで、YO-KINGさん曰く「ヒットしなかった桜の歌」なのだそうですが、聴いてみるとこれはまさに名曲。たぶんこの曲好きな人多いんじゃないですかね?で、今回改めて真心の曲を聴いてて彷彿としたのは志村さんがいた頃のフジファブリック。クセになるメロディ、ちょっと内省的な歌詞、時折涙を誘うような声のトーン...まぁ僕が好きになる要素を兼ね揃えてるバンドなんでしょうね。



ちなみに出演キャンセルになったフラカンの持ち時間はそれぞれのバンドに割り振られる形になったのですが、真心がその分の持ち時間で演奏した曲は甲子園でもお馴染みの「どか~ん」。恥ずかしながら僕はこの曲をずっとハイロウズの歌だと思ってたんですよねw



ピコ太郎のPPAPが「短い曲」として話題になってましたが、この曲も1分半という短さなんですよね。だけどメンバーの桜井さんの言うとおり、これほどのポジティブソングは他にないと言っても過言ではないでしょう。その後、MCは今回のイベントのことに。桜井さん曰く「オヤジのイベントなのにオッサンは俺たちが最初かと思ったらうつみようこさんがオッサンよりもオッサンだった」とかw



何でも腕を組んで聴いてるお客さんに「腕組むな!」と喝を飛ばしたのだとか。桜井さんは「女版泉谷しげる」なんて言ってましたが成程お客に大喝飛ばせるアーティストはそうそう居ないことでしょうw そんなMCのあとに演奏されたのは数年前に同名のドラマが放送され、山下智久さんがカバーしたサマーヌード。で、この曲の演奏中に件のうつみさんが乱入!そして桜井さんは何故か土下座という謎の流れw うつみさんはコーラス部分を担当して颯爽と帰っていきました。それからライブは「明日はどっちだ!」で大盛況のうちに終了。

・フランクフルトは400円也

空き時間、僕は物販でフランクフルトを買ってきたり...。あとは持ち込んだビールや日本酒を飲みながら待機していました。そうこうしているうちに次のバンドが登場。4組目のバンドとして登場したのは今や国民的バンドの1つといっても過言ではないウルフルズ。代表曲の1つである「バンザイ」でライブはまさに最初っからクライマックス状態!



その後も「笑えれば」や「借金大王」などヒット曲の乱れ打ち状態のウルフルズ。MCではトータス松本さんがフラカンとの思い出話を。同年代のバンドということで「(フラカンが出てきたときは)ちょっと焦った」なんてことも...。なんかこういう話ってやっぱ熱いものがありますよね。その後、「ガッツだぜ」からの「イイ女」でライブは終了。残すところはあと2組となりました。



5組目のアーティストはTOMOVSKYさん。本日の大トリであるTheピーズのヴォーカル、大木温之さんの双子の弟でもあります。四星球はMCで「20~30代よりも今日の(出演アーティスト)方が全然少年」なんて言ってましたがTOMOVSKYさんはホントに51歳なのかと疑いたくなるような若々しさ。僕もたまに「年を取らない人」なんて言われますけど上には上がいるものですw

・野音の後方には桜も見える(空き時間に撮影)

で、TOMOVSKYさんの出演時にはちょっとした奇跡も。なんと雨が止んだではないですか。それを受けて「雨をやませた51歳」という即興曲の演奏も...。フラカンの出演キャンセルを聞いて一瞬は行くのを辞めようかとも思っていた今回のフェスですが、結果だけ言うと来て大正解でしたよ^^



大盛況のうちにTOMOVSKYさんの演奏は終了し、残すところはあと1組。今回のイベントの主役にして皆さん待兼山のThe ピーズ。来々月に武道館公演を控え、まさに脂の乗りきった状態のバンドですね。




ぶっちゃけ僕はピーズのこともTOMOVSKYさんのことも名前程度しか知らない状態だったんですけど、こういうのって知ってる知らない関係ないんでしょうね。ワタナベフラワーのクマガイさんじゃないですが、「知ってるか知らないかじゃなくて知ろうとすることが大切」なんでしょう。そして「楽しもうとすること」が大切。これは人生全般に言えることかもしれませんね...

・武道館には行けないけど...

しかしながらピーズの曲は初めて聴くというのに、全然知らないはずなのに何かしらノスタルジックな感覚に陥るのは一体どうしたものか。何ともやるせない気分になるのはどうしたものか...。真心もそうですけど、ピーズも今後改めて色々聴いてみようと思います。

・終演後のステージをパシャリ

本編終了後、アンコールの声に答えて再度登場したピーズは代表曲の1つでもあるグライダーを演奏。今のところ一番好きなのはこの曲ですかね?「10年前も10年先も同じ青な空を行くよ」、僕も是非ともそうありたいものです。

・本日も相変わらずの飲み過ぎw

終了後、本来であれば京橋に戻ってどこかで飲むはずだったのですが、何をどう間違えたのか逆方向のしかも奈良行きの電車に乗ってしまい、しかも寝てしまうというやらかしを決め込み、結果的に時間がなくなってしまったので結局は京橋駅で缶ハイとフランクフルト(なお本日2本目w)を購入し、そそくさと帰宅の途に着くハメに...。明日は休みなのですがおそらく特に何をするでもなくまったりと過ごしているものと思われます。ともあれ今日は最高の1日でしたよ。皆さんもよい日曜をお送り下さい、ジベリ!

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